シリーズ昼下がりのトムの夢

昼下がりのトムの夢　続編『間に合ったね』 踏み固められて凍てつく雪の上を足がもつれながらも白猫エリーと一緒に駆けていったトム 茜色から琥珀色へそして、藍色に染まりゆく空のグラデーション 果たして夕陽には！ 「間に合ったね」 ※エリーは、シリ...

「早く早く、沈んじゃう～！」 踏み固められて凍てつく雪の上をマゼンタ色のリボンをなびかせながらぴょーんと駆けてゆくエリー 「待ってよ～！」 一緒に駆け出したいのに焦れば焦るほど足がもつれて、走れない・・・ ははぁ～？夢だったのか！？ 茜色か...

尾花の穂をかき分け辿り着くとサンゴ草の絨毯が… フカフカして気持ちよさそうだなぁ〜 あ！でも乗ったら沈んでしまうのか⁉︎ 片足を突っ込むとそこは水辺 ヒヤリとした感触にトムはドキッとして はたと、夢からさめるのでした。 158×227mmキ...

暑い、暑い・・・涼しいところへ行きたいなぁ 水の中も苦手、泳ぎも出来ない海も見たことないトムでしたが・・ なんと！夢の中では水族館に！ 海の底はひんやりして気持ちがいいなぁ お魚さんが沢山いる～！ こっちに来た、来た！一緒に遊ぼうよ。 魚と...

「あ！行っちゃった！僕もお手紙出したかったのに」 手紙なんて書いたことのないトムでしたが 桜のトンネルに埋もれていく郵便屋さんの車を見ながら そんなセリフを言ってみたくなったのでした。 満開の桜の香りと春の日差しに包まれて のんびりと路地を...

黄金色のすすきの原でかくれんぼしたよ ミケや茶トラはうまく隠れるのに 僕は、何故かすぐに見つかって いつもオニさ さあ、見つけに行くよ！ すうっと、息を吸い込んだらすすきの穂が鼻にふわっと来て ハックショーン！ した途端にはたと、夢から醒め...

白いものがちらつく景色になったこの頃 カモメさんが飛んできていたのは夏だったなぁ 島の話を聞いたっけ？ 海鳥の巣がたくさんあるんだって どんなところかな？ そんな話を思い出しながら うとうとお昼寝 夢の中でトムは カモメさんの背中に乗って ...

トムはお友達のところで飼われている猫写真でしか会ったことないけどクールな雰囲気でお茶目なお顔 家猫なのでお外には出たことないのだとか・・・ そんなトムが、お昼寝しながら見た夢は？ 爽やかな風が吹き渡るラベンダー畑を「いい香りだにゃー」(=^...