風景

シリーズ昼下がりのトムの夢

昼下がりのトムの夢 続編『間に合ったね』

昼下がりのトムの夢 続編『間に合ったね』 踏み固められて凍てつく雪の上を足がもつれながらも白猫エリーと一緒に駆けていったトム 茜色から琥珀色へそして、藍色に染まりゆく空のグラデーション 果たして夕陽には! 「間に合ったね」 ※エリーは、シリ...
作品紹介

神威岬 夢を運ぶ風

岬に伝わるチャレンカ伝説 義経に思いを馳せるチャレンカが神威岩と化しその悲しみと恨みが船を転覆させるその伝説から、女人禁制の地になったのだとか 強い海風にあおられながら辿り着いた神威岬展望台荒々しい波と立ち昇る雲の流れその雄大な景観は、真っ...
作品紹介

夢のあとさき羽幌炭砿跡Scene 2 アパート

2015年に描いた『 羽幌炭砿診療所』に続く羽幌の炭砿跡のシーンその2 早春の息吹の中に、留まる朽ち落ちてゆく建物 止まってしまった時間と移りゆく季節のコントラスト かつては隆盛を誇った炭砿当時、そこに住んでいたご夫婦が若かりし頃の思い出を...
エピソード

レジデンス円山802

真正面に藻岩山が見え南北に通りが走る杏樹のアトリエからの風景 雪が降り積ったモノトーンの並木道はユトリロやモネやピサロが描いたパリの街の、雪景色の風景画を思い出させ趣があります。 ここに馬車を走らせてみたいな~と思い眺めて 6度目を迎えたこ...
作品紹介

楓蔦黄雪始降(もみじつたきばみゆきはじめてふる)

雪は…木々の葉がすっかり落ちきってから降るものだと 勝手に思い込んでいたけれど 北海道で暮らしてみて 初めて 雪国ではそうではない事を知りました。 まだ木々の葉が落ちきっていないのに雪は降り始め そして、真っ白に覆われた大地に色づいた葉が落...
シリーズ昼下がりのトムの夢

昼下がりのトムの夢 Part 9 緋色の絨毯

尾花の穂をかき分け辿り着くとサンゴ草の絨毯が… フカフカして気持ちよさそうだなぁ〜 あ!でも乗ったら沈んでしまうのか⁉︎ 片足を突っ込むとそこは水辺 ヒヤリとした感触にトムはドキッとして はたと、夢からさめるのでした。 158×227mmキ...
作品紹介

札幌市中央区幌見峠

ふわりとラベンダーの香りに包まれながら街並みが見下ろせます。 心癒される風景 札幌に住んで、5年が経ちました。 北海道の四季折々の風景に触れ作品を描く事が出来て本当に有難いと思っております。 これからも、杏樹の作品をご贔屓にして頂けたら嬉し...
シリーズ昼下がりのトムの夢

昼下がりのトムの夢 Part8 水族館

暑い、暑い・・・涼しいところへ行きたいなぁ 水の中も苦手、泳ぎも出来ない海も見たことないトムでしたが・・ なんと!夢の中では水族館に! 海の底はひんやりして気持ちがいいなぁ お魚さんが沢山いる~! こっちに来た、来た!一緒に遊ぼうよ。 魚と...
シリーズ昼下がりのトムの夢

昼下がりのトムの夢 Part7 春の便り、路地をゆく

「あ!行っちゃった!僕もお手紙出したかったのに」 手紙なんて書いたことのないトムでしたが 桜のトンネルに埋もれていく郵便屋さんの車を見ながら そんなセリフを言ってみたくなったのでした。 満開の桜の香りと春の日差しに包まれて のんびりと路地を...
シリーズ昼下がりのトムの夢

昼下がりのトムの夢 Part6 かくれんぼ

黄金色のすすきの原でかくれんぼしたよ ミケや茶トラはうまく隠れるのに 僕は、何故かすぐに見つかって いつもオニさ さあ、見つけに行くよ! すうっと、息を吸い込んだらすすきの穂が鼻にふわっと来て ハックショーン! した途端にはたと、夢から醒め...