今回は女の子の猫ちゃんが登場
もしや、トムに彼女が・・・!?
と、思わせぶりですが(^_^;)
ストーリーをどうぞお読み下さいませ。
トムの家の隣に
東京から引っ越してきたエリー
彼女が住んでいたのは
天王洲が見える運河のほとり
夕方、凪の時間になると
潮の香りが立ち込めるのだとか…
春から夏へと向かう季節
運河から漂う香り
うとうと、うとうと、夢の中
エリーと一緒に
水辺の光景を眺めては
どんな香りなのかな?
その時、一陣の風が吹いて
エリーのマゼンタ色のりボンが
ふわりとトムの鼻をくすぐり
夕凪が終わりを告げる合図なのか
はたと…
トムも夢から目覚めるのでした。
158x227mm
キャンバス アクリル
2015年